MIMURA ACCOUNTING NEWS Vol.1

パソコンを活用しよう
ここ数年の間にパソコンの性能は格段に向上し、会計ソフトも最近になって高性能でしかも使いやすいものが数多く登場しています。しかも、今までは高額なコンピュータシステムに限られていた統合業務型パッケージ(会計業務だけでなく販売業務・購買業務等を統合し処理・管理するシステム)がパソコンで簡単に実現できるようになりました。そこで、「ビジネスのために積極的に利用する」ためにいくつかのソフトについて簡単に説明させていただきます。
小規模向け
販売価格帯として4万円前後であり、主なものとして会計王・小番頭・弥生会計LITE・勘定奉行太鼓判(個人)とクイックブックス2があります。中でも、クイックブックス2は、機能は限定されていますが領収書を作成する感覚で会計仕訳入力ができるなど会計の知識をほとんど必要としないという、入力画面及び出力帳票が業務に密接に対応した斬新なシステムであるため「初めて会計ソフトを利用する。」「簿記の知識に自信がない。」という会社に適しています。また、統合業務型パッケージに近いソフトであるため、記帳業務だけでなく販売業務(売掛金管理・請求書作成等)、購買業務(買掛金管理・発注書作成・在庫管理等)が一括処理可能になり業務効率が向上します。
但し、この価格帯は機能に無駄がない(機能が限定し使いやすい)ため、色々なことをこのソフトだけで行おうとすると無理が生じます。
大規模向け
販売価格帯としては15万円程度以上であり、主なものとして勘定奉行・大番頭・PCA会計があります。勘定奉行・PCA会計は、ネットワークにも対応しており、かつ他のソフトとの連携により統合業務型パッケージとしても利用できることから比較的大きな企業にも利用可能です。今までオフコンの会計ソフトを利用している会社や玄人(経理業務専門家)にとってもなじみやすいものになっています。
中規模向け
販売価格帯は6万円前後であり、主なものとして弥生会計と勘定奉行太鼓判(法人)があります。